オーストラリア留学 オーストラリアの物価

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オーストラリア物価

かつては日本より物価が安く、対日本円の為替レートも良かったオーストラリアですが、驚くほどの経済成長を遂げ、この10年程の物価上昇は2倍~3倍になりました。その国の経済の物価指数は重要な数値で、 オーストラリア中央銀行では前年比で物価指数が2%を割っていると景気を刺激するために利下げ(豪ドル安)を行い、3%を超えていると景気を沈静化させるために利上げ(豪ドル高)政策を行うようです。今年は7年ぶりに2%を割り込み、結果政策金利を2%→1.75%と過去最低となりました。 

最新情報は →JETROのサイトで確認できます

物価上昇も少し落ち着く事を願いますが、それでもデフレ傾向の日本から来たばかりでは、買い物をするにも、ついつい為替換算をし、閉塞感を感じてしまいます。 その打開策はただひとつ。到着後なるべく早い段階で就職活動をし、バイトをしてオーストラリアの物価感覚に早く慣れる事が一番です。 幸いオーストラリアは学生ビザでも2週間で40時間、ホリデーの時期はフルタイムで働けます。

【家賃】
シドニーで一人部屋をシティの中心で探そうと思うと、だいたい週$300から、郊外へ行くと週$180という物件もあります。 日本の物件のように自分専用のバスルームとキッチンの物件だと週500からです。最近では、ワーホリや留学生を中心にキッチンやバスルームを何人かで共有するシェアハウスが主流です。シェアルームの家賃相場は、$100~$180。何人部屋に住むか、物件の綺麗さや立地によって家賃が変わってきます。また、パースやブリスベンなどの他都市はシドニー比べると、家賃平均は少し安い傾向があります。
・シドニーシティ周辺: シェアハウス一人部屋 週$300~、シェアルーム 週$130~$180
・シェアハウス シドニー郊外: 一人部屋週$180~、シェアルーム 週$100~$160

【食品】
オーストラリアは広大な土地がたくさんあるので、農業や畜産が盛んです。野菜や肉などの食品に関しては、日本と比べてすごく高いと感じた事はありません。魚や加工品に関しては価格が高めのように感じます。そして、レストランで外食をする時は日本よりも割高です、平均でディナーだと$15~$25、ランチでも$10以下で食事が出来るところはあまり見かけません。アジア系のフードコートは比較的にお手頃なので、お気に入りの場所を見つけて上手に活用しましょう。

・牛乳(2リットル)$2
・チーズ     $15/Kg
・ヨーグルト   $0.76/100g
・卵       $4.2/12 pack
・食パン     $3.5/700g

500mlのペットボトルの炭酸飲料がオーストラリアでは$3.5~$4.3
ミネラルウォーターは、$2~$3
インスタントコーヒーは、スーパーで$16~$18(500g)

飲料は500mlより大きなボトルで購入するほうが割安で買えますし、
野菜や果物は産地直送品が買える →Harri Farm Markets がお薦めです。
大手スーパーCOLES(コールス)やWoolworths(ウ-ルワ-ス *通称ウーリー)はどこにでもあり、週替わりで半額セールがあるので、要チェックです!

→当社スタッフの物価談義はこちらから。

【衣類】
洋服もあまり安くはありませんが、KマートTaget(ターゲット)などの大手量販店でTシャツなどが安く購入できます。価格的にもデザイン的にも安くてかわいいものが揃っています。
また、日本でおなじみのH&MやFOREVER21などチェーンストアもあり、その他COTTON-ONやallyなどファストファッションのお店もたくさんあります!日本の衣類のほうがクオリティは良いため、女性は日本から持参している人も多いですが、シドニーにはUNIQLOや無印良品もあるので(日本より割高ですが)
荷物を少なく渡航したい方は現地でも購入できます。また、ヴィンテージショップやセカンドハンズショップもたくさんあるので、おしゃれは十分に楽しむことができます。チャイナタウンやコリアンタウン、フリーマーケットなどでにも安価な洋服も売られています。
K-mart(Kマート)
衣類、電化製品、食器、アウトドアなどホームセンター。DVDや子供のおもちゃもあります。
Target(ターゲット)
衣類が主で、ベビーから大人の衣料品があります。下着もお手頃にシンプルなものが買えます。食器やコスメの取り扱いもあり。
COTTON-ON(コットンオン)
世界7カ国に展開されているチェーンストア。ファッショナブルで低価格なのが嬉しい。おしゃれ好きの若者に人気です。


【家電製品】
家電製品は日本より高めですが、スーパーマーケットのプライベートブランドではその60~80%程度の価格に抑えられているものがあります。またディスカウントショップやセカンドハンドショップでも電化製品や家具なども販売されています。
電化製品はKマートでも販売されていて、 →ビッグWという大手スーパーでも買えます。

【交通費】
シドニーは2015年にオパールカード(日本のパスモやスイカに似たシステム)が導入されました。平日の朝7時から9時、夕方4時から6時半以外のオフピークは30%オフ(電車のみ)になります。月曜日はじまりで、9回目から運賃が半額になり、日曜日はバス、フェリー、電車はどれだけ乗っても上限2.6ドルです。(2017年現在)

→オパールの料金表はこちらで確認できます。

ブリスベンではGo card(ゴーカード)、メルボルンではMyki(マイキーカード)とそれぞれ便利なカードがあります。

オーストラリアは物価が高いと驚かれますが、お米や乳製品やワインやビールは日本より安く、たばこは驚く程高いです。物価だけが高いわけではなく、お給料も比例して高いわけで、バランスは取れています。 物価が日本の3倍なら給与も日本の3倍と考えればうなずかれるかたも多いでしょう。

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