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昨今のオーストラリア留学の動向と将来性

当社は2001年8月シドニーに留学支援会社を設立し、この15年間のオーストラリア留学おいて5000名を超える生徒様の留学手配をさせて頂きました。

2008年のリーマンショック以降留学生の減少に伴い、オーストラリア連邦政府は2010年「オーストラリアの留学生戦略2010?2014年」と題して留学生の誘致を積極戦略にシフトさせ、2014年10月、5年ぶりに東京と大阪で留学フェアを復活させました。当社は公立高校のブースにサポートスタッフとしてNSW州教育省からの要請を頂き、当日には多くの来場者の方々とお話しをさせて頂く機会を持ちました。

時差が少なく、地理的にも近いオーストラリアは日本の貿易国として重要な友好国であり、オーストラリアの留学産業は60年代から石炭、鉄鉱石に次ぐ第3位の輸出産業へと成長しました。

しかしながら、90年代に感じた「留学費用の手頃感」は昨今の為替レートの変動と、豪国の物価高に押され、オーストラリア留学の割安感が失われてきているのは周知の事実です。

代わってシンガポール、マレーシア、インドなど新興国の留学生の受け入れの台頭も著しく、オーストラリア連邦政府は危機感を増し、2000年に制定された国際教育の規制であるESOS(Education Service for Overseas Students)の見直しに着手、2010年末に‘より厳しい基準‘へと改定することで、留学生の支援サービスや教育の質の向上に力を注いで来ました。 各州政府もそれに準じ、留学フェアを開催、留学生の誘致活動を積極的に展開し成果をあげています。

世界経済の動向に著しく呼応する教育産業ですが、国の安定性と、幸いにもテロの標的にならず、安全な近隣の英語圏として、2015年のAEIの発表によれば、世界各地から60万人を超す留学生がオーストラリアを目指してやって来ます。

AEIの統計

そしてオーストラリアには常に‘移民政策‘があり、日本も同様に労働人口の減少に直面していきます。企業はロボット技術や他国からの労働力を求めるようになるでしょう。労働人口には限界点があり、私達はこれまでのような‘競争ではなく共生‘という立場で、企業のありかたや日々の暮らしを見直す時代が来るように思います。

精神性の高さから日本がアジアのリーダーとして、オセアニア諸国と共に果たす平和的役割のひとつに、国境を超えたグローバル教育があります。留学の成果は言語習得だけではなく、日本人の視野を広げ、価値観の多様性を学び、日本語のエッセンスを他国の人々に与えて帰国します。 そのエッセンスは徐々に深まりを帯び、日本留学として形を成し戻って来ます。留学に携わる者として、日本の教育がさらに充実・進化する事を願いつつ、このような留学ビジネスに共感頂ける法人様をお待ちしています。

大学での語学留学から専門留学そして関連性のある現地企業での研修など、社会のニーズに合わせたフレキシブルなプログラムのご提案を致します。

株式会社留学リサーチ

エデュケーションサービスオセアニアシドニー

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