オーストラリア生活情報


滞在方法と費用

 シャフストン学生寮

オーストラリアには様々な物件や滞在方法があります。住居によって、オーストラリア生活の快適度や充実度が変わってきますので、あまり妥協したくない点です。

【バックパッカー】

バックパッカーは旅行者むけの滞在施設なので、短期滞在が可能です。日本から初めてオーストラリアに来てバックパッカーに当面の間、家が決まるまで宿泊するという方が多いです。

ほとんどが2?4人の共同部屋となります。場所によっては男女8人部屋というバックパッカーもあります。

バックパッカーの一番の良いところは滞在費が1泊$25?$40と安く宿泊できるところです。しかし安い宿はそれなりの環境であることは理解が必要です。キッチンやバスルームなども大人数で共有するので、ホテルのような快適さは求められません。そして注意しておく点が荷物の管理です。カギのついたロッカーはあまりないので、盗難にあうケースもあります。同部屋になった人を信用してはいけません、貴重品などは自己責任で管理しましょう。

ヨーロッパを中心に世界中の若者が利用するため、同じ世代の友達がすぐにできます。仲良くなって、色々な情報を交換することができるので、好んでバックパッカーに長期滞在するという若者もいます。 さらにメリットはセカンドワーホリを計画しているかたには、ファームも紹介してもらえます。


【シェアハウス】

ワーホリや留学生の滞在方法でもっとも多いのがシェアハウスです。

バスルームやキッチンやリビングは基本的には一緒に住む住人とシェアになりますが、自分の部屋を一人部屋にするか、2、3人とシェアをするか選べます。

また、マスタールームと言って部屋の中にバスルームがついているお部屋もあります。シェアハウスはくじ引きです。気の合う人と住むことができれば毎日とても楽しいですが、気の合わない人との共同生活は少しつらい時もあり、他人との生活はやはり気を使います。

シェアハウスは、インターネット(ローカル・日系)、 日本語の無料情報雑誌、ローカル新聞、学校の掲示板、など色々な方法で探すことができます。 気に入った物件を見つけたら、オーナーに連絡をとり、インスペクションと呼ばれるお家見学の予約をとりましょう。その時に家の様子だけでなく、家の条件やルールを話し合い、お互いに気に入れば決定となります。そしてボンドという保証金を払い、契約成立です。お金を支払った時は必ずレシートを受け取ります。 ボンドは退去時に問題がなければ返金してもらえます。

家賃相場は、シドニーCBDの1人部屋なら週$250前後、2,3人部屋だと週$140から週$180です。郊外にいけば、一人部屋も$200以下で見つけることができます。

落ち着いて勉強や生活をしたい方は郊外、孤独が苦手な人や短期の留学、交通費を節約したいかたはシティでのシェア生活がお勧めです。


【ホームステイ】

ホームステイは、ホストが食事を作ってくれるので、食事の心配がいりません。

家具やインターネットも含まれているので、スーツケース一つで滞在可能なため、日本からオーストラリアに来て最初の滞在先に利用する方が多いです。ホームステイ先は基本的に郊外の家の一人部屋です。費用は1週間の食事がついて週$260から$300くらいとなります。

家庭によって、家族構成・環境・食事・家庭でのルールが異なるため、入居初日にはその家庭のルールや雰囲気になじむ努力も多少必要になります。ホームステイをビジネスとして数人の学生を同時に受け入れをしている家庭もあります。意外と食事が美味しいしかったり、ホームメイトの留学生から情報を得られるなど良い面もあります。良くホームステイは当たり外れがあると聞きますが、それも事実です。自分に合わない家庭と思いこむと、ホストとの間に溝ができてしまったり、トラブルも起こりますが、多くは意思の疎通がうまくいかない事が原因です。当社ではお申込みの前に事前に希望を伺って、なるべく希望に沿った家庭を紹介していますが、万一トラブルが起こった場合は、両者のお話しを伺って解決のお手伝いをします。 

ホームステイの良い点は、慣れない土地での新生活で、困ったことがあった時に相談にのってくれる家族がすぐそばにいることです。そして実際に家庭に入ることで生活様式や文化や家庭料理などを学べます。同じ家で一緒に生活をするにあたり、家庭でのコミュニケーションは必須なので、リスニング・スピーキング力が伸びます。

観光旅行とは違い、海外に暮らすということは本当に特別です。

人それぞれオーストラリアに来た目的は違いますので、自分にあった場所、滞在方法を選び、充実した海外生活を楽しみましょう。