【Topics:14】メルボルン ランゲージ センター

今回訪問したメルボルン・ランゲージ・センターは、フリンダーズ・ストリート駅からほんの100mという便利さ。 また、中学・高校進学準備コースのあるカールトン・キャンパスは、メルボルン大学からすぐのイタリア人街で有名なライゴン・ストリートに位置し、トラムやバスで通えます。

シティ・キャンパス

まずは、シティ・キャンパスからご案内します。

マーケティング担当の日本人スタッフMikiさんにお話を伺いました。

Q: MLCには医療英語テスト(OET)準備コースがありますね。これはどのようなテストですか?

A: 海外で医療資格を持つ方が、オーストラリアの資格に書き換えて、就職を目指す為の第一歩である英語テストです。4分野において全てB判定以上の結果を出すと合格です。


Q: 具体的にテスト対策はどのような内容ですか?

A: リスニングは、医療従事者と患者の会話を聞き取る、又は医学・医療・健康関連の講義や話を聞き取るトレーニングをします。

リーディングは、学術誌やジャーナルからの記事を利用して理解力を高めます。ライティングは、患者の紹介状(診療情報提供書)の書き方を学び、スピーキングでは、患者と医療従事者という設定でのロール・プレイで力をつけます。


Q: レベルが高そうですね。

A: 目安としてはIELTS5.5(中級レベル)以上の英語力がある方で、日本で医師、看護師・助産婦、歯科医、獣医、薬剤師、理学療法士、作業療法士の資格を持っている方を対象にしています。

Q: 英語力が足りない場合は一般英語クラスか進学英語クラスから始めるわけですね。

A: 「一般英語クラスプラス看護教育クラス」というプログラムも設けていますので、こちらではレベルに合わせて英語クラスを受講し、週1回看護教育クラスを受講します。英語レベルがIELTS5.5相応になると、OET準備クラスに移行も可能です。看護教育クラスでは、オーストラリアのヘルスケアシステムについて講義を受けたり、病院訪問したり、実践的な授業となります。最終ブロックでは、こちらの現役正看護師による看護英語レッスンを受講します。

Q: とても充実した内容ですね。勉強ばかりで大変ではないですか?

A: 生徒さん達はお互い助け合って、放課後なども仲良くされていますよ。

この後、授業中の教室を見せて頂きました。規模の小さい学校なので、先生方もとてもアットホーム。ちょっと恥ずかしがっている生徒さんにジョークを言って一緒に写真に入って下さいました。 「大きな学校ではないので、私達も生徒さん達の名前を知っていて気軽に話ができるんです」と、Mikiさん。各生徒さんに細かい気配りをされています。これなら安心して目標達成まで通えますね。


時間割サンプル(OET準備コース)

9:15-10:45 ライティング
紹介状の書き方
リスニング診察 文法 ライティング
紹介状の書き方
リスニング 講義
ブレイク
11:00-12:30 リーディング リーディング リスニング講義 リーディング リーディング
ランチ
13:30-14:30 スピーキング
看護婦と患者の
ロール・プレイ
医療専門用語 13:30-15:30
看護教育クラス
リスニング スピーキング
看護婦と患者の
ロール・プレイ

シティ・キャンパスで受講できるコース :一般英語、大学進学、医療専門英語テスト(OET)準備クラス

カールトン・キャンパス

次は、カールトン・キャンパスのご案内です。

イタリア料理店やカフェの並ぶおしゃれなライゴン・ストリート。スワンストン・ストリーを通るトラムを降りて徒歩4,5分、「こんな便利な所にあったの?」ランチには何度か出かけたのに気付かなかった私。「ここなら中学生でも1人で通えそう」

MikiさんとChrisさんにお話を伺いました。


Q: 中学・高校進学コースはいくつから入学できますか?

A: 13歳から18歳です。

Q: レベル分けはされていますか?

A: 現在は4段階4クラスあります。8週間ごとにテストを行い、レベルアップした生徒は上のクラスに入っていきます。
(実際に成績評価表を見せて頂きました。数字でレベルを表わすだけでなく、伸びた点やこれから学習が必要な点など細かい評価が記入されています)


Q: 宿題は毎日出ますか?

A: はい、日記や決められたボキャブラリーを覚えてくるなどです。

Q: 制服はありますか?

A: 基本的に白のシャツにMLCのネクタイ着用が義務付けられています。

(教室に案内して頂き、現在MLCに通っている日本人高校生にインタビューしました)

Q: 日本からこちらに来てどのくらいですか?

A: 4週間です。


Q: 学校にはもう慣れた?

A: はい。初日はランチの時に韓国の子が「一緒に食べよう」と話しかけてくれて、みんな親切です。

Q: どの授業が楽しいですか?

A: 午後に週三回選択科目があるのですが、その時間が一番楽しいです。

(選択科目の時間は他のクラスとのミックスになるそうです)


入学当初はすごくおとなしかったという彼女、今ではいろいろな国籍の友達も増え、学校に来るのがとても楽しそうです。

このコースでは、現地の中学校や高校に入学する前に英語力をつけ、学校の環境や授業方法に慣れていくことができます。 また、現在学校に通っている生徒さんも、ホリデーを利用して英語力アップに通うこともできます。多国籍の友達ができ、オーストラリア以外の文化にも触れることができますね。

時間割サンプル(レベル3 中級)

9:00?10:30 数学 文法 リスニング スピーキング リスニング
10:30?10:45 休憩
10:45?12:15 スピーキング ライティング ライティング メディア 文法
12:15?1:15 ランチ
1:15?2:15 リーディング リーディング リーディング タイピング ライティング
2:15?2:30 休憩
2:30?3:30 選択 選択 サイエンス 選択 スポーツ

*選択科目・・・リーディング、発音、音楽(聞き取り)、メディア・スタディなど

*スポーツ・・・公園に行ってサッカーやバスケ等自由に行う
*「中学・高校進学準備コース」はボックス・ヒル・キャンパスでも受講できます。

「中学・高校進学準備コース」校長先生よりご挨拶

メルボルン・ランゲージ・センターはオーストラリアにおいて、最高水準の高校進学準備機関であるという誇るべき評価を頂いています。

MLCでは学生の学力の可能性を最大限に引き出すことに自信と誇りを持っており、また同時にこれが学生生活全般における精神・健康と密接に関連すると理解しています。

海外からの学生は到着後、オリエンテーションに参加し、MLCは学生が新しい生活環境に早く慣れるようにサポートしていきます。教師陣は学識豊かなだけでなく、各自に合わせた配慮とケアが行き届くように対応しています。

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